マリノス三大ドゥトラの価値あるゴール

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まず、皆様に申し上げたいことは、ドゥトラは助っ人でもレジェンドでもなく恩人なのです。残留の危機から救い、久々のリーグ優勝と天皇杯優勝の喜びを私たちに味あわせてくれたのです。

 

1 降格ピンチ。最後の最後に決めてくれたのがドゥトラ

2001年8月11日 Jリーグ 2ndステージ 1節 VS福岡

散々な成績で1stステージを終え監督は元ブラジル代表監督のラザロニに。そのラザロニが半年レンタル契約で連れてきたのがドゥトラだった。日本デビューの2ndステージ開幕戦も大苦戦。115分に延長Vゴールを決めたのがドゥトラ。なんと、この日は、ドゥトラの誕生日だった。この勝利で、残留への進撃が始まった。逆に、福岡は最終節で降格となった。

 

2 残留を決めた。中村俊輔出場停止でFKを決めたのはドゥトラ

2001年11月24日 Jリーグ 2ndステージ 15節 VSヴィッセル神戸

最終節。J1残留のかかる一戦。中村俊輔は出場停止。ドゥトラを連れてきたラザロニ監督もベンチ入り停止。指揮官を欠く一戦で、残留を確実にする先制点をゲットしたのがドゥトラだった。しかも、見事にFKを直接決めた。まさに残留請負人の真骨頂だった。

 

3 逆を突くコロコロ。優勝を決めるPKを決めたのはドゥトラ

2004年12月11日 Jリーグ チャンピオンシップ第2戦 VS浦和レッズ

「最後のチャンピオンシップ」と言われた一戦。PK戦の4人目のキッカーがドゥトラ。入れ込み過ぎのGK山岸が動くのを待ってゴールのやや右にコロコロとシュートを転がして入れた。このゴールで2連覇を決めた。