襟を正して「ほし」い浦和レッズのユニフォームの話 マリーシア感情的サポ論

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浦和レッズの2016年版ユニフォームが発表になった。そのデザインが話題だが、もっと重要な部分が気になる。そう、左胸のエンブレムの上に表示してある星印だ。驚いたことに、2015年版と同じく3つの星印を表示したユニフォームが発表されたのだ。気付かなかった人も多いだろうが、本来の筋を通せば、浦和レッズの選択肢は2つだったはずだ。
1 2015年ファーストステージ優勝の星を一つ加える=星印4つ。
2 2004年セカンドステージ優勝の星を削除する=星印2つ。

まず、はじめに紹介しておくが、星印の表示方法はJリーグが規定している。

Jリーグユニフォーム要項第14条
優勝回数に相当する個数の星印を1か所に表示することができる。

イタリア・セリエAにならって規定された星印(ステラ)の表示は、Jリーグが定めたルールに沿って行われている。年間最多勝ち点など、優勝以外を理由に表示することはできない。つまり、浦和レッズは2015年版ユニフォームで3つの優勝の星印を表示していた。

2008年1月11日に浦和レッズオフィシャルサイトに掲載された「浦和レッズトップパートナー・新ユニホームについて」には、下記のような説明が記述されている。

2004年Jリーグセカンドステージ、2006年Jリーグ制覇、そして、その2つの星にはさまれるように、ACLチャンピオンシップのひときわ大きな『3つ目の星』を新たに加えました。

スクリーンショット 2016-01-13 23.20.35

ところが3つの星印を表示したユニフォームが発表された。つまり、浦和レッズにとって星印に相当するとされていた栄光のステージ優勝が、2016年版ユニフォームでは1つ欠けていることになる。おそらく、この近年、多くの浦和レッズサポーターが2ステージ制に反対をしたことに配慮し、2015年のステージ優勝をしたのにもかかわらず星印を加えなかったのではないか。それ以外に思い当たる理由がない(それ以外の理由だとしたら、それはそれで、また問題だろう)。

浦和レッズよ、果たしてそのような弱腰な、サポーターへの対処法で良いのか。サポーターのクレームは、自らが星印に相当するとした栄光よりも重たいのか。もし、そうなのであれば、堂々と2004年セカンドステージ優勝の星を削除し「浦和レッズにとってはステージ優勝など栄光に相当しない」と宣言すべきなのではないか。賛否両論があるだろうが、筋を通す方が、質実剛健な多くの浦和レッズサポーターに受入れられる姿勢なのではないかと思う。