Jリーグ ルヴァンカップ2階の目線2018横浜4-2神戸
今から四半世紀も前の話だが、快晴14時キックオフの三ツ沢で、Jリーグ史上初のオウンゴールが生まれた。その鮮やかなシーンは記憶に深く刻み込まれた。それからしばらくの間、トリコロールには晴天14時キックオフのオウンゴール伝説が生まれた。実際に、何度かのオウンゴールもしくはオウンゴールもどきのゴールを私たちは目撃して来た。
やっと奪った4点目。ついに2点差をつけることができた。ホーム&アウェイの第1戦で2失点をしての1得点さの勝利など「引き分けよりも少しばかり良い」くらいのアドバンテージでしかない。2-1の勝利であっても「不満の残る勝利」でしかないのは世界の常識だからだ。それだけに、4点目の嬉しさは格別だった。そして、ディフェンダーがネットに絡まり不満のポーズをするところまでが、この手のゴールの様式美。その美しさが強い日差しに映える。
前から奪って素早く最短距離でゴール前に迫る、サイドで押し込んで折り返しのグラウンダーのクロスをコースを狙ってゴールに流し込む。やりたいカタチでゴールを奪えるようになってきた。やはり連戦の続くリーグ戦で修正できなかったことが、見事に修正されてきた。
山中のプレーも大きく変わった。中を縦に突くプレーが増えた。
「クロスがフワッとクロスじゃない!!」
インターバルでの修正、カップ戦組とリーグ戦組の融合。チーム作りの前進を感じられたことで、ありがちな大量得点の大味な感じがなかった。そして身体をぶつけ合って闘うシーンが緊迫感を盛り上げた。簡単には倒れない選手達。全員が全力で闘った。そんな選手を接触で吹き飛ばした佐藤主審。さすがはワールドクラス!!
みんな笑顔だった。快晴14時キックオフの三ツ沢の強い日差しに笑顔が眩しく輝いた。神戸でも笑おう、J1最多得点クラブ!!
ところで、神戸の7番・・・あれ、誰ですかね。
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