Jリーグ ルヴァンカップ2階の目線2018横浜2-2鹿島


さすがはJリーグ随一の名門。積み重ねた実績は、トリコロールの弱気の虫を見逃さない。飯倉のミスの後は怒涛の攻撃となった。後半に浴びせたシュートは11本。これで主力メンバーを欠いているのだから、本当に強い。それでも、決勝戦には進出できなかったのだから、曽ヶ端には、ほろ苦い思い出となっただろう。

休むことなく、激しく素晴らしい試合だった。両クラブの選手には敬意を表したい。そして、今日は佐藤主審が見事だった。特に大津のカードのシーンのような選手への説明が丁寧だった。「このファール単独ならカードではないが繰り返しだからカードだよ」という説明と、説明を受けて大津が納得するのは遠くからでも解った。選手はやりやすい試合になっただろう。スピーディな試合の立役者の一人だ。

2点目は、これぞポジショナルサッカーといえる美しいゴールだった。バイタルスペースに動いて天野がパスを受けて左に展開。山中がインナーラップからボールの前を横切って外に走り抜けてコースを空けたハーフスペースに走り込んだ天野がフリーで受けて、グラウンダーでゴールマウスを横切るクロス。逆サイドのレーンを走り込んできた仲川が決めた。なかなか形ができずに苦労していた夏場の努力が実った見事なゴールだった。

選手は試行錯誤しながら学び、ついにタイトルに手がとどくところまでやってきた。サポーターはマンチェスター・シティの試合を視聴し、本を読み、話し合って、目指すべきサッカーの姿を共有した。そのサッカーが目の前にある。トリコロールは確実に強くなった。関わる全ての人が強くしたのだ。

ベルマーレの前身のフジタと最後にカップ戦の決勝戦を闘ったのは1989年の元日だった。思い出してほしい。トリコロールは、それまでリーグ戦タイトルを獲れないチームだった。だが、この天皇杯を獲得。そしてJSLカップを獲得。ついには日本リーグも初優勝し三冠を獲得。翌年も2年連続で三冠。第1期黄金期を迎える。

たった一つのタイトル以上の収穫を得られるかもしれない・・・次の決勝戦は。

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<様々な目線から捉えた試合>

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