元U-23ウルグアイ代表 リパティン

Pocket

第6話 過去の栄光による自己紹介

リパティンは、元香港リーグ得点王・レアンドロとセットで獲得されたウルグアイ人ストライカー。2001年シーズンは、この2人の助っ人の力が未知数で不安の残る開幕だったが、20年近くを経て未知数のままに現代に至っている。2001年シーズンの助っ人獲得プロセスは謎の深い霧に包まれている。

「U-23ウルグアイ代表時代にあのレコバと2トップを組んでいた」というのが売り文句。しかし、U-23ウルグアイ代表時代にどのようなプレーをしたのかを誰も見たことがない。あまり知られていないが、パリ・サンジェルマンの下部組織出身。横浜F・マリノスへの加入前の国内リーグでの出場記録を見ると二桁得点をしたシーズンはない。だが、過去の栄光による自己紹介の効果があるのか、横浜F・マリノス退団後もメキシコの強豪・アメリカ、ブラジルの名門・グレミオ、イタリアセリエB・バーリへ移籍している。アメリカでは二桁得点の大活躍をしたシーズンもある。

自己管理のためにコーヒーすら飲まないという徹底ぶりが報じられたが、開幕前に怪我をし、出場は1試合のみ。しかもアウェイゲームなので、ほとんどの横浜F・マリノスサポーターはリパティンを見ていない。夏には契約解除となり帰国。横浜F・マリノスは泥沼の残留争いを闘うことになった。

リパティンとレアンドロは
常にセットで覚えておきたい。
石井和裕(談)