Jリーグ ルヴァンカップ2階の目線2019横浜F。マリノス1-1コンサドーレ札幌

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このチーム、水曜どうでしょう。

「三好はいいねー。」
「李忠成が、あんなに上手いとは知らなかったよ。」
「菅野は素晴らしいGKだ。どうみても止められないシュートも最後まで頑張るから、決まった後の絵が美しい。」
「札幌の藤村君!ってどうよ。」
「嬉野くんが出てきそうじゃないか。」
「おーぎはら君、君ねぇ・・・。」

三ツ沢の坂を降りるとき、会話は、どんどん脱線していく。楽しかった。何より、この平日に、仕事を終えて仲間と集い、好きなトリコロールを一緒に応援し、サッカーをネタに、思う存分、喋る時間が自分の手元に帰ってきたのが嬉しい。この高揚感は、シーズン開幕直後のミッドウィークのルヴァンカップならではだ。

とても美しい同点ゴールだった。まさかの角度でパスがゴール前を縦断した。その後も、素晴らしいパスは札幌ゴール前を縦断。遠藤は惜しいシュートを2つ。エンターテイメント性の高いトリコロールのサッカーは健在だ。この楽しさを共有できるファン・サポーターが6,000人ほどしかいないのは寂しい。もっと注目されて良いはずだ。そのクオリティは有している。そして、今シーズンこそ、カップ戦のタイトルを獲得しなければならない。あんな悔しい思いは、今年はごめんだ。

もちろん不満はある。最終ラインからの縦パスは、リーグ戦と比べれば数段のスケールダウンだし、攻撃は三好を経由しすぎる。リーグ戦が2019年型の新トリコロールだとすれば、この試合の出場メンバーが見せたのは2018年型の良いときのトリコロールだろう。面白かった。だが、その面白さをさらに突き抜けたところに2019年型のトリコロールは存在するのだ。

確実にレベルは向上している。でも、世間の注目を集めるためには勝って結果を残すしかない。それを知ったのは2018年だった。スター選手不在のクラブだからこそ、日本のサッカー界の中心に立たなければ主役にはなれない。今日の奪えなかった、あと一点の重みは、シーズンが進むにつれて増してくる。

先頭を歩いたのは彼らだった。
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<様々な目線から捉えた試合>