マリノス三大フリーキックの名手
まず、皆様に申し上げたいことは、トリコロールの特徴は守備力とセットプレーであることです。日産時代から名手を擁し、数々の得点を積み重ねてきました。いつの時代にもセットプレーの名手がいる、それが歴史なのです。
1 フリーキックの代名詞であり伝説 木村和司
あの有名な「メキシコの青い空」。ドーハの悲劇以前に最もW杯へと近づいた1985年の日韓戦のフリーキックが有名。日本サッカー界のレジェンドの名シーンとして伝説化している。トリコロールにおいても、数々のフリーキックでゴールを重ね勝利に導いた。残念ながらJリーグではフリーキックからの直接ゴールは無いが、小村のヘディングシュートなど、数多くのゴールを生み出した。
2 世界を唸らせたウルトラレフティ 中村俊輔
渡欧中もイタリア、スコットランドでフリーキックの名手と知られた。特にUEFAチャンピオンズリーグでのマンチェスターユナイテッド戦のフリーキックは1887年に創設された長い歴史の中でも名シーンとして語り継がれている。数多くの球種を操り変幻自在のゴールをJリーグでも積み重ねた。J1での直接フリーキックによるゴールは最多記録を保持している。
3 ホットラインでサポーターを沸かせた名手 奥大介
中村俊輔が渡欧する前は左右のキッカーとしてボールの前に並び立ち、サポーターを喜ばせた。中村俊輔が渡欧するとフリーキックのエースとして多くの見せ場を創った。直接のゴールもあるが、特に久保へのホットラインの印象が強い。