負けを受け入れる。<長く続けるサポ講座>


Jリーグが開幕した頃、ゴール裏のサポーターは負けると号泣だった。何しろ、日本リーグ時代は負けることが稀だったため「過去に負け試合を観戦したことがない」というサポーターが多かったからだ。現在でも、観戦歴の長くないサポーターの中には、負けを受け入れられない人がいるのではないだろうか。それは、純粋で素晴らしいことだ。しかし、負けを受け入れることも、長くサポーターを続けるコツの一つだ。「受け入れる」とは「敗因を探る」「負けても結果以外の楽しみを見いだす」ということだ。マリーシアが掲載している観戦記「2階の目線」は「負け試合の方が面白い」と言われた時期があった。なぜなら、勝った試合は結果を喜ぶだけだが、負けた試合は悔しいだけではなく、なぜ負けたのか原因を探る会話が尽きないからだ。また、負けたとはいえ「このプレーは良かった」「敵のサポーターから発見があった」「ご飯がおいしかった」などなど、スタジアムで過ごす時間には楽しみは無数にある。しかし、負けを受け入れることが出来ず結果だけにこだわると、無数に存在するはずの楽しみが見えなくなってしまう。それはもったいない。

とはいえ、負けた試合の後は、誰もが不機嫌になるものだ。長く観戦をすると、その不機嫌の程度すらも、仲間内の笑い話になる。それもまた楽しみだ。

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